リーダーがメンバーに語るべきこと

リーダーは大変だけれどもやりがいがある

誰もが指示されてその通りに動くのが楽だと思うものです。
しかしそれでは仕事をしていても全く楽しくないものです。
言われたことをやることは誰にでもできるため、職場の中で自分が存在している意味が見出せなくなることがあるのです。

その点自分がビジネスの中心となって仕事を進めるというのは大変でありながらやりがいがとてもあるものです。
人間は考え方が様々ですから、それを束ねていくのは大変なことですが、まとまった時の気持ちよさや達成感は何にも代えがたいものです。
そこで、仕事をしていく中である程度の時期が来たらリーダーになることには挑戦するべきなのです。

リーダーとして行うべきこと

リーダーはチームの皆の結束を固めることがとても重要な仕事です。
同じ仕事をこなすのに考え方や意見が違えば方向性が同じ方向にまとまって行かずに、仕事の中で意見が割れて衝突したり、自分の意図したものと違うものが出来上がったりすることがあります。
万が一意図したものと違うものが出来上がった場合には、作成した人にも申し訳ないことをしてしまったことになりますし、時間のロスも大きく場合によっては取り返しがつかないようなケースもあります。

このような状態に陥ればチームは空中分解してしまいます。
そのようなことが起きないように、チームの目的やゴールを一つにまとめて皆がそれに向かって頑張ろうという気持ちにすることが重要なのです。

勘違いをしたリーダー像

中にはリーダーというものを勘違いしている人がいます。
リーダーの中には自分が一番偉いと錯覚して、自分の好き勝手に仕事を進めてしまう人がいます。
自分のやりたくない仕事を全て部下に割り振ったり、自分は楽な仕事だけを選んだりすることがあるのです。

リーダーは偉いのではなく、いちばんの責任を負う人です。
そこで、メンバーが大変な時には率先して声をかけて手伝うべきですし、必要に応じて自分の仕事と交代することも求められます。
リーダーだからこそ一番働き皆に気遣いをして行動をすることが重要なのです。

そして、このような行動というのはどのような言葉よりもメンバーの心に響くものです。
リーダーこそ一番働いている、一番大変なリーダーが頑張っている、という姿を見ればメンバーも自分たちも頑張ろうと考え、リーダーのサポートを精一杯する体制が整っていくのです。

チームを束ねるためにはリーダーがチームの役割やゴール、目標を伝えることがとても重要です。
しかし、それだけでなくそのゴールに向かって準備する姿をしっかりとメンバーに見せることで、言葉に重みが出て伝わるようになるのです。
そうして作られたチームは結束が固く目標を達成できるチームへと仕上がっていくのです。

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