断捨離&寄付で心身ともにすっきり

初心者が断捨離をするときに気をつけること

シンプルなライフスタイルを実行するときに欠かせないのが「断捨離」です。
「断捨離」は今やすっかり知られるようになった言葉ですが、もともとはやましたひでこさんの著書で紹介をされることになったものです。

言葉のもとになったのはヨガの思想として掲げられている「断行・捨行・離行」という余計なものを物質的にも精神的にも持たないようにするということで、何かとものをためこみがちな現代においてできるだけシンプルに生活できる方法を探そうというのが大きな意味です。

始め方は至って簡単で、自分の身の回りにあるものを見直してみてそこからいらないものをどんどん捨てていくということにつきます。

多くの人は「買ったけど使っていないもの」や「前はよく使っていたけど今はほとんど触りもしないもの」などといったものを持っているものです。

生活に本当に必要なもの以外というのは案外捨ててしまっても困ることというのはないものです。
何を捨て、何を残すかということを考えるだけでも気持ちの整理につながりますのでまずはクローゼットの奥にしまいこんだままになっているものがないかを調べてみてください。

しかし最初からいきなり張り切って何もかも捨てすぎてしまうと、あとから「失敗した」と感じてしまうこともあります。
捨てる時には思い切りが必要ですが、本当に必要かどうかをしっかり自分の心に聞いてみるということも大切です。

いきなり大きなものを捨てるのではなく、ここ何年も全く使っていないようなものからゆっくり捨てていくようにしましょう。
断捨離はものを捨てるだけでなく「余計なものを買わない」ということも含まれますので、そちらを先に意識した方がよいかもしれません。

売るのではなく寄付をするという方法もあります

いらないものを処分する時にはいくつかの方法があります。
具体的には「捨てる(廃棄する)」「売る」「譲渡する」といったように分類できます。
使わないブランド製品や家電製品は売るというのもよいですが、もし売ってもそう大きな金額にならないようなものなら寄付をするという方法もおすすめです。

キリスト教圏と違って日本では一般の人が気軽に寄付できる場所というのは多くないのですが、最近はネットで簡単に検索や申込みができますので、どういったものが今必要とされているかを調べることができます。

寄付として多くのところで集めているのが「書き損じハガキ」「使わない切手・印紙」などですが、他にも洋服や家電・家具を求めているところもあります。

古着を集めて発展途上国のために医薬品にしているサイトがあったり、ブランド品を集めてリセールしその売上をNPO法人に送る活動をしている団体などです。