バンカーズボックスでシンプルに収納

バンカーズボックスを知っていますか?

段ボール箱が部屋のあちこちに置かれている住宅やオフィスというのは、どうしても「整理ができていないところなんだな」というような印象になってしまいます。

実用性はともかくとして、日本で一般的に出回っている段ボール箱というのは独特の茶色い外装と、表面にはデザイン性に優れているとは言い難いプリントがされているものが大半です。

ましてやどこかで別の用途として使用されていたものを流用する場合などは、室内に3つ4つとあるとかなり雑然とした整理整頓のない見た目になってしまいます。

とはいえ棚に入り切らない書類や保管しておきたい品物がある場合に安価で収納力のある段ボール箱は大変便利です。
そこで室内のダンボールをなんとかしたいと思っている人に大変おすすめなのが「バンカーズボックス」と言われるタイプの紙製の箱です。

バンカーズボックスというのはフェローズ社という米国のメーカーが製造している蓋を上に乗せて梱包するタイプの段ボール箱です。

海外ドラマでは書類などを保管するために多く使用している様子を見かけますが、デザイン性も高く丈夫で運びやすいことから公的機関から一般住宅まで幅広く出回っています。

日本でもようやく一般向けに簡単に購入できるようになってきましたので、室内の段ボール箱の代わりとして是非導入してむることをおすすめします。

もともと銀行の書類を保管するために作られた製品

バンカーズボックスが発明されたのは今から約100年前になる1917年のことです。
フェローズ社の創始者であるハリー・フェローズとウォルター・ニッケルが出会ったことで、銀行向けに大量の書類を保管するための段ボール箱を開発することになります。

その後一時戦争により製造は中断しますが、1950年代に入って再び事業は再会されそれから幅広くニーズをつかみ事業は拡大していくことになります。

バンカーズボックスの最大の特長は、長期間の保管に耐えることができる丈夫さとデザイン性の高さです。
現在色々なデザインのバリエーションが出ていますが、最も基本的なバンカーズボックスは白地に黒の印刷をされているタイプで、中にどのようなものが入っているかを記載することができます。

大きさのバリエーションは少ないというところもポイントで、複数使用して積み重ねていても特に乱雑な印象を受けるということはありません。

日本においては英語表記や独特のデザインが雑貨としての価値を持っており、おしゃれなデザイナーズマンションやオフィスにおいても全く雰囲気を損ねることがありません。

より雑貨的な印象のあるデザインプリントのバージョンもあるのでお部屋の雰囲気に合わせて購入をしてみるとよいでしょう。