シンプル文房具ショップ「STÁLOGY LABORATORY TOKYO」
今文具類は機能美がトレンド
ここ最近は文房具専門雑誌が発売されるほどのステーショナリーグッズブームです。
都内でもあちこちにかなりお店の面積の大きい文具専門店ができていたり、文具と一緒にお茶も注文できる「文房具カフェ」なんかも登場していたりして、文房具ファン層の広さを実感することができます。
そんな文房具ブームの中でも特に注目したいのが、シンプルかつスタイリッシュなデザインの「STÁLOGY LABORATORY TOKYO」です。
「STÁLOGY LABORATORY TOKYO」はIT化が加速する現代だからこそ、アナログで使用する文房具の魅力を再確認してもらいたいというコンセプトのもと誕生した専門店で、現在東京・代官山で営業をしています。
代官山にあるお店は「STÁLOGY」のアンテナショップとしての位置づけとなっており、「未来レター」など独自のサービスを直接店舗で体験できるようになっています。
お店の外観はいきなりショウウィンドウにポストが置かれているなどかなりインパクトが強く、一歩入っただけで通常の文具店とは違う雰囲気があります。
もともと「STÁLOGY」とは粘着テープの大手「Nitto」グループから発生したものということもあり、お店ではシール類の販売がメインとなっています。
この粘着技術はそのまま「人と人をつなぐ」というお店のコンセプトにもつながっており、デザイン性の高さの中に「人」を意識した温かみも感じることができます。
「STÁLOGY LABORATORY TOKYO」でおすすめの製品
Nittoグループということもあり、お店で販売されている商品の多くは粘着技術を用いたものです。
具体的には、シート類やフィルム、付箋、ノートなどといったようなものです。
もちろん他にもペンやメモ類など沢山の製品がありますので、普段あまり文房具に興味がないという人も一度行ってみることで「文房具ってこんなにすごいんだ」ということを雰囲気で感じることができます。
お店そのものはそれほど広いわけではなく、どちらかというとガランと質素な印象です。
特徴的なのが店内中央に置かれている大きなテーブルで、そこで実際に製品を試しながらどういった場面で文具を使用することができるかということを知ることができます。
注目したいのが定期的に行われているワークショップで、事前に参加の申込みをしておくことでそうした文具類を使用しての作業や日常での応用をプロの開発者から直接教えてもらうことができます。
考えてみれば私達は誰かから正しく文房具の使い方を教えてもらうという機会はほとんどありませんので、改めて文具の良さを知るためにも参加をしてみるのがよいかもしれません。