保育士を志望する人は、「子供が好き」ということを理由に夢を追っている人が多く、
その数は全体の過半数に迫る勢いです。このように、世間一般では、仕事を選択する際に
「好きを理由に選ぶべき」と考える人も多く、実際に好きなことを生業としている人も
少なくありません。
好きな事を仕事にするメリットは大きい
自分の好きなことであれば、努力をし続けることができるため、知識や技術を
磨き続けることができます。また、ちょっとした苦労も跳ねのけやすく、挫折や
スランプを経験したとしても、「好き」という気持ちを持ち続けていれば、
そう簡単に心が折れることもありません。そういった意味では、好きなことを
職業に昇華させるのは、ある意味で合理的な考えと言えるでしょう。
好きな事を仕事にするなという声もある
しかし、ことはそう簡単ではなく、好きだからこそ仕事にしないほうがいい、
という意見もあります。どんなことでも、お金を稼ぐ行為となれば様々な
気苦労が増えるため、好きなことが嫌いなことに転じるという危険性も大きくなります。
また、好きなことであっても、生活ができないほどに薄給であれば、
生業として扱うことはとうていできないでしょう。
好きな事は好きな事とし、趣味と割り切っている人も居ます。
得意な事を仕事にせよ
どちらの意見も考慮するのであれば、好き嫌いで仕事を選ぶのではなく、
「得意な事」で職業を選択したほうがいいでしょう。あまり好きじゃないことでも、
得意なことで生計を立てられれば、それにこしたことはありません。