シンプルファイリング

書類を整理してよりシンプルな暮らしを

シンプルライフのために部屋を片付け、引出しの中も整理したけれど書類の整理の良いやり方が分からない、という人もいるでしょう。
特に家電の取扱説明書は保管しておかないといざという時困りますが、普段は邪魔になりがちです。
ですが、いざ整理しようとするとサイズが揃っていないことが多く、分厚い物やペラペラの薄い物まで様々で、難しいものです。
取扱説明書専用のファイルを使うのも良いですが、仕切りファイルを利用したり、ストッカーボックスの中にある程度の分類ラベルをつけてみたり、と色々工夫してみましょう。
自分の使いやすい形で、すっきりと整理するのが大切です。
細々とした書類はデジタル化するのも有効です。
フォルダ分けをきちんとして内容によって分類することで、必要な情報を探しやすくすることもできますし、枚数が増えると意外とかさばって場所を取ることもなくなります。
ただ、デジタル化するにはスキャナを使うことになりますので、シンプルライフのために極力物を増やしたくないのですから、他に使うことがないなら、わざわざそのために購入するのも躊躇われます。
そうなると、やはりファイリングして整理することが必要です。

ファイリングのポイント

シンプルファイリングで一番のポイントとなるのは、使用するファイルを選ぶところです。
この時、ファイルの特徴をきちんと把握し、その書類の閲覧頻度や性質に適切なファイルを使うことが大切です。

たとえば、よく見るもの。
これには、見やすいように開いた状態を維持できてめくりやすい、リング型のファイルを使うのがオススメです。
リング型のファイルは開閉する時にうっかりし、手を挟んでしまうこともありますが、レバー付きでリングをそのレバーで開閉することができる、レバーリングファイルを使うとその心配もありません。

そして、見る頻度は低いけれども保管が必要なもの。
先ほどの取扱説明書もここに入りますね。
閲覧する頻度が低いのですから閲覧する際の便利さは多少犠牲にして、たくさんの書類をファイルでき、ある程度たまったら古い物から外して処分できる、パイプ式がオススメです。

どちらの場合でも大切なのは、先にファイルを買わないようにする、ということです。
まず、どんな物がどれくらい必要かを考えてから用意しましょう。
そうしないと、せっかく買ったから、と道具に振り回されてしまってシンプルライフからも遠ざかってしまいます。
閲覧頻度によってある程度書類を整理しておき、その上でどのようなファイルがどれくらい必要かを確認し、購入したらそこにファイリングしていきます。
ファイリングしたら背表紙にはきちんと、どのような書類を整理してあるものなのかが一目で分かるようにラベリングするのも忘れないようにしましょう。