携帯電話のシンプルスタイル

携帯電話のシンプルスタイルとは?

知らない人も多いのではないかと思うのが、この携帯電話のシンプルスタイルです。
これは、言ってしまえばプリペイド式の携帯電話のことです。
日本の大手携帯電話会社も、前払いであるプリペイド式携帯電話のサービスを行っています。

ここではソフトバンクのシンプルスタイルについて説明します。
2年縛りはありませんが、代わりに新規契約から1年以内に解約すると高額な違約金が発生してしまう、という点にだけは注意が必要です。
また、新規契約時は開通日に初回チャージをする必要があります。
プリペイドカードをソフトバンクの店舗かオンラインショップ、またはコンビニで購入してチャージしますが、有効期間は60日間。

使った分だけ払えば良い、というイメージのプリペイド式なのに60日ごとにチャージしなければならないように見えますが、実はそうではないのです。
チャージ残高がなくなった日から360日間は電話番号が有効なままなので、着信専用で構わないのであれば最初にチャージしてから420日間はそのまま使用できます。
電話番号が有効なうちにチャージすればまた復活します。
自分から電話をかけたりパケット通信を行わないのであれば、チャージの最低額である3000円で420日間携帯電話が使える、ということになります。

デメリットは?

受信専用で使用するならばとても得なように思えますが、デメリットもあります。
それは、通話料やパケット通信料がとても割高だということです。
一般的な携帯電話の通話料の倍以上です。
スマホで利用可能なパケット定額もありますが、通信容量の制限がありますので、それを使うならば格安SIMにした方が良いかもしれません。
プラン内容も複雑ですので、自分に合っているものがあるのかどうか事前に確認しておく必要があります。

受信専用の電話として使用し、パケット通信に関しては格安SIMと組み合わせて使う、という方法をとる場合が多いです。
また、端末はシンプルで代金が安いものが多いので、そういった携帯電話を持ちたいのに最近では多機能なものばかりで見つからない、という人は一度検討してみると良いでしょう。